無印の「おやすみブレンド」は妊娠中に使っても大丈夫？どんな精油が入ってるの？

「妊娠前から好きだったから、また使いたいな」
「妊娠中にアロマを使ってもいいの？」

無印のおやすみブレンドは、アロマディフューザーに入れて使うアロマオイルです。
今回は妊娠中に使えるか・どんなこと注意すればいいかについて紹介します。

　

さっそく紹介していきます！

妊娠中に無印のおやすみブレンドを使っても大丈夫？

無印のおやすみブレンドは妊娠中に使ってもOK！ただし注意が必要です。

自身の体調や赤ちゃんの経過をよく観察して、使うかどうか決めましょう。
また、使いすぎを避け、体調に変化・不安があればただちに使用を中止して医師に相談してくださいね。

というのも妊娠中に関するアロマの使用は専門家によって意見が分かれるためです。

書籍によっては、妊娠に経過ごとに控えるべき精油が違っていたり、妊娠中は全般的にアロマの使用を避けるよう書かれていたりするのです。

心配であればやめておくことをおすすめします。

とはいえAEAGが（公益社団法人アロマ環境協会）発行した最新のアロマテラピー検定公式テキスト※では「妊娠中における芳香浴（ディフーザーを使って部屋に香りを漂わせること）以外の利用は十分に注意しましょう」との記載があります。

今のところ、妊娠中のアロマ使用によって影響が出たとの報告もないそうです。

※最新とは2020年改訂版テキストを指しています

無印のおやすみブレンドには何が入ってる？

無印のおやすみブレンドに入っている精油は以下の通りです。

• ベルガモット
• スウィートオレンジ
• サイプレス
• ホーウッド

それぞれの精油について、心身に起こりうる影響を説明しますね。

アロマテラピーにおける「精油」とは？

まず、精油とは、植物の葉・花・根などから摂れるオイルのことです。
エッセンシャルオイルとも呼ばれます。

少しのオイルを摂るのにたくさんの植物が必要で、そのぶん植物のもつ成分がギュッと濃縮されています。

たとえば、花は虫をおびき寄せるためにイイ香りを漂わせますよね。
精油はその香り成分を濃縮しているため、花から摂れた精油はリラックス効果や催淫効果の高いものが多いです。

ベルガモットはどんな精油？

では、おやすみブレンドに入っている精油を詳しく紹介しますね。

まずベルガモットとはミカン科の植物の一つ。
柑橘系の中でも人気があり、「アールグレイ」という紅茶の香りづけにも使われています。

緊張をやわらげたり、安眠をうながしたりする効果が期待できるため、おやすみブレンドに使用されているのでしょう。

スウィートオレンジはどんな精油？

スウィートオレンジも、ベルガモットと同じく柑橘系の香りです。
柑橘系の香りは幅広く好まれるので、ブレンドには使いやすいですね。

スウィートオレンジの香りは不安を取り除いてくれたり、ストレスを和らげてくれる効果が期待できます。

リラックスしたいときや前向きな気持ちで眠りたいときにはぴったりの精油です。

サイプレスはどんな精油？

サイプレスとは、ヒノキ科の樹木です。
香りもヒノキに似ていますが、ややスッキリとしています。

ホルモンバランスを整える効果が期待できる精油です。
さらにベルガモットとオレンジスイートの香りと相性がよいため、おやすみブレンドに使われているのではないでしょうか。

ホーウッドはどんな精油？

ホーウッドとは、和名は芳樟（ほうしょう）というクスノキ科の樹木です。

香りにはリナロールという、鎮静作用（気持ちが落ち着く効果）のある成分が含まれているため、リラックスしたいときや心を落ち着かせたいときに向いています。

参考：ホーウッドの香りと効能・使い方

まとめ：妊娠中の「おやすみブレンド」は注意点を知った上で使おう

今回は「妊娠中に無印のおやすみブレンドを使ってもいい？」というテーマでお伝えしました！

結論、無印のおやすみブレンドは妊娠中に使用しても問題ありませんが、以下の点に注意する必要があります。

1. 自身の体調や赤ちゃんの経過をよく観察し、使用するかどうかを決定すること。
2. 使用量を適切にし、体調に変化や不安があればただちに使用を中止し、医師に相談すること。
3. 妊娠中のアロマ使用に関する意見が分かれるため、注意が必要であること。
4. AEAG（公益社団法人アロマ環境協会）の最新のアロマテラピー検定公式テキストでは、妊娠中における芳香浴以外の利用に注意するよう記載されているが、現時点では妊娠中のアロマ使用による影響の報告はないとされていること。

おやすみ前のリフレッシュや気分転換にアロマを上手く使えるといいですね！

本記事に掲載した情報に基づく判断はユーザーの責任のもと行うこととし、必要に応じて適切な医療機関やかかりつけの病院などに相談・受診してください。

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