「NFTアートを買ってどうするの?」
「そもそもNFTが何なのかよくわからない…」
今回は、そんな疑問を解決します!
NFTアートはよくあるネット上のデータと何が違うのか。
買ったあとどうするのか。
なぜお金を払って画像を買うのか私もわからなかったです。
この記事でわかること
・NFTとは何か
・NFTは何がすごいのか
・NFTにどんな価値があるのか
この記事では、難しい言葉を避けて、できるだけ分かりやすくお伝えします。
読み終わる頃には、NFTはいったい何なのかがわかることを目指しました。
図解もたっぷり用意しましたよ!
ではさっそく本題に入りましょう!
この記事を書いた人
ママライターすずめ
・現役Webライター
・一児のママ
・妊娠糖尿病を経験
・食事管理で産後血糖値安定
NFTをひとことで言うと
まず、先にNFTが何なのか、軽くおさらいしましょう!
NFTとは、ひとことで言うと「デジタル資産」です。
ネットにアップロードされるイラスト・写真・音楽(デジタルデータ)などに、特別な価値がついたものと思ってください。
どういうこと?いまいちわかんない…
では、さらに理解が深まるよう、解説していきますね!
NFTは何がすごい?
「鉄腕アトムの作者・手塚プロが描いた、たった一枚のサイン入り原画」
これ、いくらだと思いますか?
どんな価値があると思いますか?
恐らく、多くの方が「かなり価値のある作品」だと思いますよね。
この作品を所有したらどんなメリットがあるでしょうか。
これをヒントに、NFTのすごさを3つ解説します。
- 「本物」が証明されていること
- 所有者が明確になること
- プレミアがつくこと
うーん…ふわっとした言い方でよく分かんないよ。
もっと具体的に見てみましょう!
①「本物」が証明されている
NFTには、最新技術によって「本物である」と証明できるデータが組み込まれています。
今までは、ネット上の写真やイラストに「本物」「実物」という概念はありませんでした。
LINEで友だちに好きな画像を送ったら、同じ画像をシェアしたことになりますよね。
つまり、今までネットのデータは誰でも持てるものだったのです。
その常識を変えたのがNFT。
・有名スポーツ選手のサイン入り色紙
・指定席のチケット
・好きなアイドルの生写真
これらはコピーでは意味がありません。なぜなら「本物」があるから。
同じように、デジタルアートの世界にも「本物」を作り出したのがNFTなのです。
えっ、それってすごい技術…!
②所有者が明確になること
NFTの技術によって、Web上に所有者が誰なのかデータで刻まれます。
実は、NFTアートを買うということは、画像を買うことではなく所有権を買うことなのです。
NFTとして売買されているのはアートだけでなく、土地や島、ワインの所有権までさまざま。
今までのデジタルアートの世界では実現できなかった、すごい技術ですね。
③プレミアがつく
NFTアートには、しばしばプレミアがつきます。
プレミアがつく仕組みはオフラインでのアートや骨董品と同じです。
珍しい作品や有名な作家の作品、数が少ない作品などが高い価格で売買されています。
NFTの代表的な作品、CryptoPunks(クリプトパンクス)は、最高30億近い価格で取引されました。
NFTってそもそも何?
NFTがなんかすごいってことはわかった!
でも、そもそもNFTが何なのか、しっくりこないんだけど…
NFTには実体がないので、いまいち理解しにくいですよね。
もう少し深掘りしていきます!
NFTはデジタル資産(=デジタル所有権)
まず、NFTはデジタル資産です。
その所有権を、ブロックチェーンというWebの世界に刻む技術がNFT。
NFTは「非代替性トークン」という意味の英語略なのですが、
非代替性=替えが効かない
トークン=しるし
という意味を持ちます。唯一無二の所有権ですね。
さらに、NFTには金額的な価値もあるので資産です。
実体のないデジタルデータですが、価値があるんですね。
NFTアートの国内実例
まだまだ発展途上と言われるNFTですが、国内でも既に楽しんでいる人はたくさんいます。
NFTの楽しみを、日本国内の実例とともにお伝えします。
こちらの記事では、さらに多くのNFT実例を紹介しています。
それぞれ面白い特徴のあるNFTプロジェクトばかりなので、ぜひ読んでみてください。
CryptoNinja(クリプト忍者)
CryptoNinja(クリプト忍者)は、日本の代表的なNFTです。
イラストとして描かれている忍者キャラクターには一人一人「名前・里・使う忍術」など詳細な設定があり、NFTを持っているとキャラクターのオーナーになれるのが魅力。
さらに、クリプト忍者のNFTアートを所持していると、持っているキャラクターを使って仮想空間で遊べたり、オンラインゲーム内で使えたりします。
作品が好き!キャラクターが好き!という方のファンコミュニティも活性化されているのも魅力の一つ。
NFTと一言で言っても、これだけの要素が詰まっているのです。
✨世界中の人がCryptoNinjaで生活できる未来✨#CryptoNinja is a Web-3 style royalty-free character business🥷
— Ninja DAO | CryptoNinja (@CryptoNinja_NFT) August 12, 2022
Our dream is for all creators in the world to make a living by using our Ninja characters🌎
Do you want to join the ride? pic.twitter.com/ctoHlcw0ZM
Live Like A Cat(リブ・ライク・ア・キャット=LLAC)
Live Like A Cat(リブ・ライク・ア・キャット)も国内でとても人気のNFTです。
ジェネラティブアートと言って、多数のパーツの組み合わせから生成される猫さんのイラストが、なんとも可愛いですね。
また、キャッチコピーは「猫のように生きる」。
常識に縛られない自由な働き方や、自分だけの人生という物語を生きるといった価値観がファンの間で共感を呼んでいます。
一枚一枚のイラストに「禅」を掛け合わせた意味が含まれていて、奥が深いのも人気の理由です。
ちなみに、私もLLACホルダーです!ファン同士の交流や、セミナーなど皆さん楽しそうに活動されています!
12月28日 #LLAC 発売決定😺⚡️
— 猫森うむ子🐱猫型クリエイター (@umuco_digital) September 1, 2022
ミントに向けて本日もコツコツ猫産み頑張ります🐾#NFT pic.twitter.com/ZdE833nZAm
WAFUKU GEN(わふくジェネ)
「わふくジェネ」は個人的にとても欲しいNFTアートです!(笑)
浴衣・着物の女の子たちのイラストに、それぞれBGMが付いています。
季節ごとに着せ替えイベントが開催され、日本の四季とともに和服を楽しめるのも魅力。
BGMとの相性もよく、イラストを楽しみながら風情を感じるNFTに仕上がっています。
📣「わふくジェネ」を手に入れろ!
— ようへー@WAFUKU GEN (@yohei001) July 17, 2022
✅2022年8月下旬発売
✅わふくジェネ
✅Discord:https://t.co/qbxW43WzI2
✅イラスト:WAFUKU(@CryptoWAFUKUNFT )
超人気コレクションがジェネラティブに✨✨#わふくジェネ pic.twitter.com/HpaMKvoVRS
「NFTってなんだか楽しそう!」と思ってくれた方は下記の記事もぜひ参考にして下さい。
NFTの始め方がわかります。
NFTアートとただの画像の違い
ここまでNFTについてさまざまな内容をお伝えしましたが、「結局のところ、NFTアートって今までのイラストと何が違うの?」
という疑問が残る方もいると思います。
NFTと従来のデジタルアートとの違いは大きく分けて次の2つです。
・所有者がわかる
・証明書や参加証になる
それぞれ説明していきます。
所有者がわかる
まず、NFTアートでは、組み込まれたデータにより所有者がわかります。
今までのデジタルイラストは著作権こそあるものの、作者以外に所有者は決められませんでした。
持ち主がはっきりしている点が、今までのデジタルイラストとNFTアートとの違いです。
ちなみに、NFTアートも画像としては複製や改ざんが可能です。
しかしWeb上に刻まれた所有者はただ一人。
特定のNFTアートを持っている人だけの特典や参加券は所有者の人しか得られません。
複製されたデータはただのコピーに過ぎず、本来の価値を持ち合わせていないんです。
証明書や参加証になる
NFTの技術でデジタルデータの所有者がはっきりすると、証明書や参加証として成り立ちます。
これはチケットと同じです。
現在のNFTでは、Discord(ディスコード=ファンのコミュニケーションツール)への参加証となったり、セミナーや交流会のチケットとして扱われる場合があります。
これは、ただのデジタルイラストでは成り立ちません。
今までのWeb上にあるデータなら、誰でも用意できるからです。
NFTアートが持つ価値
NFTアートがどんなものか、イメージできるようになってきましたか?
最後に、NFTアートが持つ価値をおさらいしましょう!
ユーザーによって楽しみ方が幅広いNFTアートですが、大きく分けて次のような価値があります。
・アートを楽しめる
・コレクションできる
・数が少ない(レアである)
・誰でもどこでも買える
それぞれ解説します。
アートを楽しめる
NFTアートはクリエイターさんが作っています。
一つ一つがアートであり、作品です。
それ自体が、NFTアートの価値と言えるでしょう。
好きなアーティストやキャラクターのポスターやグッズを見て・集めて楽しむように。
美術館でアートを楽しむように。
NFTを一つの作品として楽しめることが価値と言えるでしょう。
コレクションできる
NFTはプロジェクトごとにコンセプトやデザインが全く異なります。
そしてキャラクターもさまざまです。
かつてのポケモンカード(今も人気ですね)のように、集める楽しさもあります!
レアリティの高いNFTが欲しくなったり、個別で好きなデザインを見つけたり…
デジタルアートとして、作品をコレクションする楽しみがあります。
集めるもよし、厳選するもよし…自分だけのお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。
数が少ない(レアである)
プロジェクトにもよりますが、NFTの初期販売は数量限定であることが多いです。
そして、購入できる人が限られている場合もあります。
数が少ないと希少性が高くなり、レア度が上昇。
「魅力的・数が少ない・多くの人が欲しがる」この3つが重なるとNFTアートの価格は上がり、時には数百万〜億単位の価格になるのです。
価格が高い=資産になるので、金銭的な価値が生まれます。
誰でもどこでも買える
NFTアートはオンラインで購入・取引ができます。
つまり、どこかへ足を運ぶ必要がなく、誰でもどこでも購入できます。
初心者ならスマホ1台あればOK
こちらの記事では、0からNFTを始めるために必要な準備をすべて解説。
今回NFTに興味を持っていただいた方は、ぜひのぞいてみてください。
まとめ:NFTは「デジタル資産」を作り出したすごい技術!
今回は、NFTはどんなもので、なにがすごいのかについて解説しました。
まず、NFTとはデジタル資産です。
アートとして金銭的な価値を持ちつつ、さまざまな体験や経験を生んでくれる資産です。
そして、NFTがすごいポイントは3つ。
①「本物」が証明されていること
②替えがきかないこと
③プレミアがつくこと
また、従来のデジタルイラストとの違いは
・所有者がわかる
・世界に一つしかない
・証明書や参加証になる
この3つです。
さらに、NFTの持つ価値もお伝えしました。
・アートを楽しめる
・コレクションできる
・数が少ない(レアである)
・誰でもどこでも買える
この記事を読んで、「NFTってこういうものだったんだ!」と納得してもらえたら幸いです!
では、よいNFTライフを~
コメント