「クリスタは買い切りがおすすめって見たけどほんと?」
「イラストを描くのは好きだけど、忙しくて時間も取れないし……。」
「そもそもお絵描きソフトを買う価値ってあるの?」
こんな疑問にお答えします!
この記事でわかること
- 買い切りがおすすめな理由
- クリスタプランの比較
- 最新版クリスタでできること
最新版のクリスタ、どのプランが一番いいのか気になりますよね。
この記事では、クリスタの最新バージョンである「Ver.2.0」の料金プランを徹底比較しています。
あなたにぴったりの選択肢を考えましょう!
この記事を書いた人
ママライターすずめ
・現役Webライター
・一児のママ
・妊娠糖尿病を経験
・食事管理で産後血糖値安定
買い切りがおすすめ!は事実
先に書いておくと、クリスタの買い切りはおすすめです。
理由は「固定出費にならないから」。
固定出費とは、スマホの料金や電気代など、毎月必ず出ていくお金のこと。
この固定出費はチリツモで家計や資金のやりくりを圧迫します。
途中でやめればいいだけじゃないの?
と思いますよね。
でも、サブスクの解約を先延ばしにしたことはありませんか?
・たいして使ってないけど大きな額じゃないからいいか
・時間ができたら解約しよう
こんな風に考えて、最終的に買い切りよりも高い額を払ってしまったというパターンは多いです。
そうなる可能性が少しでもあるなら、スパッと買い切り1回で終わりにしてしまいましょう!
\ PROなら3年使うと月々133円!/
では、いよいよ本編のプラン比較に入ります!
最適なプランは「種類×デバイス」で決めよう
ちょっと複雑なクリスタのプラン。
どれを選ぶか迷ったら、まずは「ソフトの種類」と「使うデバイス」をチェックしましょう。
ソフトやデバイスによって使える機能が違います。
まずはソフトの種類を見てみましょう。
クリスタのバージョンは次の3つです。
- CLIP STUDIO PAINT PRO
- CLIP STUDIO PAINT EX
- CLIP STUDIO PAINT DEBUT
それぞれの機能を表にまとめました。
機能 | PRO | EX | DEBUT |
イラスト制作 | ○ | ○ | ○ |
アニメーション制作 | ○ | ○ | ○ |
3D素材の利用 | ○ | ○ | ○ |
コンビニプリント機能 | ○ | ○ | ○ |
タイムラプス機能 | ○ | ○ | ○ |
公認プリセット | ○ | ○ | ✕ |
コマ枠ツール 枠線カットツール | ○ | ○ | ✕ |
多ページ管理 | ✕ | ○ | ✕ |
フレームアニメーション | ✕ | ○ | ✕ |
ペンタブレット筆圧対応 | ✕ | ○ | ✕ |
これだけでは分かりづらいと思うので、どのプランに何があって何がないのかを文章にしていきます!
CLIP STUDIO PAINT PRO
CLIP STUDIO PAINT PROは、イラスト制作に必要な基本的な機能を備えた、基本のバージョンです。
手軽に始めたい初心者の方や予算を抑えたい方におすすめ。
基本といっても、絵を描くために必要な機能は一通り使えます。
DEBUTより機能数が多く、EXより少ないです。
つまり、PROで使える機能はEXでも使えますが、PROでは使えてDEBUTで使えない機能もあるということですね。
主な機能
- タブレット・スマホ対応(DEBUTは未対応)
- 線画ー筆圧検知
- ブラシのカスタマイズ
- ベクター描画(DEBUTでは使えない)
- 数万点の素材利用
- 混色ー色混ぜパレット
- 3Dデッサン人形
- illustrator形式ファイルの入出力(DEBUTでは使えない)
- 塗りつぶしツール
- パース定規(DEBUTでは使えない)
- レイヤー合成
- レイヤー効果
- ワンクリックアクション(DEBUTでは使えない)
- 作業画面の使い分けー漫画用・イラスト用など(DEBUTでは使えない)
- 高解像度ディスプレイ対応
- 色調補正レイヤー(DEBUTでは使えない)
- 効果線の自動生成(DEBUTでは使えない)
- ふきだし作成(DEBUTでは使えない)
- コンビニプリント
- タイムラプス録画・保存
など。ファイル形式の読み込みや漫画の制作に関する機能の差はまだありますが、漫画に関しての細かい機能はEXがメインになってくるのでのちほど紹介します。
イラストの制作については豊富な機能がそろっており、初めてイラストソフトを導入する方にとっては十分な機能性と言えます!
CLIP STUDIO PAINT EX
続いてCLIP STUDIO PAINT EXを紹介します。
EXは、より高度な機能を求めるプロのイラストレーターや漫画家に向けたバージョンです。
3Dモデリングやアニメーション制作などの高度な機能を利用したい方に最適と言えます。
機能の数でいうとEXがもっとも豊富。
PROを使っていて手の届かない部分が出てきた、本格的な漫画を制作したいという方にはEXがおすすめです。
PROにある機能はEXでも使えるので、ここではEXでしか使えない機能を紹介しますね。
EXでしか使えない機能
- 写真や3Dモデルから輪郭線や色面を抽出
- プラグインによる機能追加
- 3Dデータや写真の漫画加工
- 3D素材の4方向確認
- 作品情報の一覧表示・管理
- オンラインチーム作成
- 製本処理
- 製本3Dプレビュー
- Kindleフォーマットの出力
- 電子書籍用フォーマットの出力
- PDFファイルの入出力
など。EXは漫画作りに特化していることがわかります。
本格的に漫画を描きたい・作りたいという方にはEXがおすすめです!
CLIP STUDIO PAINT DEBUT
CLIP STUDIO PAINT DEBUTは、クリスタの中でもさらに基本的な機能に特化したバージョンです。手軽に始めたい方や基本的なイラスト制作に集中したい方に向いています。
しかし、通常販売していないのが難点。
- pixivプレミアム(月額550円税込み~)に登録
- パソコンやデバイスの購入特典として付属
- イベントで限定配布
この3つの方法で入手できます。
もともとpixivプレミアムへの入会を検討していた方にはいいかもしれません。
DEBUTにある機能はPROにもあります。
ということで、ここでは、PROにあってDEBUTにない機能を紹介しますね。
DEBUTで使えない機能
- タブレット・スマホ対応
- ベクター描画
- illustrator形式ファイルの入出力
- パース定規
- ワンクリックアクション
- 色調補正レイヤー
- 効果線の自動生成
- ふきだし作成
- 作業画面の使い分けー漫画用・イラスト用など
- セルシス各製品との互換性
など。
一番のデメリットは通常購入できない点ですよね。
タブレット・スマホ未対応なところもデメリットと言わざるを得ません。
特典として得られる可能性がある場合には、ぜひ活用してみてください!
クリスタが使えるデバイスは3種類
クリスタを利用するためのデバイスも重要なポイントです。
- パソコン
- タブレット
- スマホ
DEBUTをのぞいては上記3つのデバイスで作業できます。
DEBUTはPCのみ対応。
では、それぞれ詳しく解説します!
パソコン(Windows・Mac)
クリスタはWindowsやMacのパソコンで利用できます。作業画面が大きいため使いやすく、基本的にはメモリーも十分です。
ただし、液晶タブレットや板タブレットが別途必要になります。
パソコン自体を用意する場合はもちろん、タブレットを用意するため初期費用が大きくなりがちです。
タブレット
DEBUTをのぞき、クリスタはタブレットでも利用可能です。
特にiPadなどのタブレットを使うことで、直感的な操作や液晶タブレットに近い書き味が得られます。
タッチスクリーンの感度やペンの筆圧検知機能を活かせるのもいいですね。
スマホ
クリスタはスマホでも利用できます。
スマホアプリを使えば、外出先や移動中にもイラストの制作や編集が可能なのでいつでもどこでも作業できます。
画面サイズや操作性に制約がありますが、簡単なスケッチやアイデアのメモに使えるというメリットもありますよ。
アップデートプランやVer.2 無期限版を使うと最大2台までクリスタをインストールできます(同時接続はできません)。
スマホとタブレットで使い分けるのもいいですね。
クリスタのプランは買い切り・月額の2種類
クリスタを購入する際には、買い切り版と月額支払い版の2つのプランから選ぶことができます。
これが悩みどころなんだよね。
自分に合った選択をするのがおすすめ!
筆者はサブスクをずるずる契約してしまうタイプなので買い切りにしたよ。
買い切り・月額それぞれどんな人におすすめなのか解説します!
買い切り(無期限)版がおすすめな人
買い切り版は、一度買ってしまえばその後の費用を気にしなくて済むのが最大のメリット。
固定費を削減できます。
一回の支払いでずっと使い続けたい方や、同じソフトを使って安定した環境で創作活動を続けたい方におすすめです。
ただ、今後クリスタ側がサブスクに完全移行する可能性があります……
買い切り版はそのうち手に入らなくなるってこと?
そうとも言えるけど、サポートと更新はいずれ止まってしまうよね。
月額支払いがおすすめな人
月額払いのメリットは、常に最新バージョンのクリスタを利用できること。
新機能やアップデートをイチ早く試したい方におすすめです。
常に最新の状態でソフトを楽しめるのもいいですね。
また、初期費用を抑えて手軽にクリスタを試したい方にも向いています。
その都度更新するのでサポート切れの心配もありません。
ただし、サブスクで契約休止をずるずる引き延ばした経験のある方は要注意!
今後のOS対応も気になるところかな
PCやタブレット側のOSが対応しなくなるってことね
買い切り(無期限)版クリスタのデメリット
デメリット
買い切り版のデメリットは次の通りです。
- 初期費用がかかる
- 機能の追加が期待できない
- 今後なくなる可能性がある
買い切り版は初期費用がかかります。
PROの買い切りダウンロード版で5,000円。
予算に制約のある方にはハードルとなるかもしれません。
将来的に追加される機能は搭載されないので注意しましょう。
しかし、たとえば3年後にサポート停止したとして、PROは5,000円だから年間1,600円くらい。
月額で考えると133円です。
月額133円で3年間つかえたらぼくは十分かなぁ
自分の価値観に合わせて決めましょう!
買い切り版は廃止される?
買い切り版は2023年5月現在も販売されています。
しかし、買い切り版のアップデートはされず、アップデートして使いたい場合には「アップデートプラン」に加入する必要があります。
アップデートプランはPROは1,100円(年額・税込み)、EXでは3,100円(年額・税込み)となっており、ver1の無期限版を使っている方は最新版の機能を先行的に利用可能です。
また、すでに持っている買い切り版ver1のクリスタをver2にアップデートしたい場合は優待価格にて切り替えOK。
PROは2,000円(60%オフ)、EXは6,000円(73%オフ)でver2が買えることになります。
月額(サブスク)版のデメリット
サブスク版のデメリットを確認してみましょう。
- 毎月料金を払い続ける
- 長期間使うと買い切りより高くつく場合がある
- 解約したら使えない
当たり前のことですが、しっかり考えると大きなデメリットになり得ます。
しかし、最近ではサブスク慣れしている人も多いですよね。
予算や使用頻度をしっかり考えてから、買い切りかサブスクか選んでください!
よくある質問
- 買い切り版のサポートやアップデートは終了する?
- すでに買ったバージョン1のクリスタはどうなる?
-
クリスタのバージョン1を既に購入済みの方は、バージョン2.0へのアップグレードが可能です。
アップデートプランはPROで年額1,100円(税込み)、EXで3,100円(税込み)となります。初月無料の特典付き。
- 買い切り版と月額支払い版、どちらがお得ですか?
-
それぞれのプランにはメリットとデメリットがあります。
買い切り版は一度の支払いで無期限に利用でき、将来的なコストを気にせずに使えます。
一方、月額支払い版(サブスク)は低い初期費用で手軽に始められ、定期的なアップデートや最新機能が使えます。
自分の利用スタイルや予算に合わせて選びましょう。
- クリスタの買い切り版は将来的に廃止される可能性があるのでしょうか?
-
現時点では具体的な情報はありません。
将来的に新たなプランや仕組みが導入される可能性もあります。
最新情報を確認するためには、公式サイトや公式Twitterをチェックしてみましょう。
- クリスタをスマートフォンで使うことはできますか?
-
クリスタはスマートフォンでも利用できます。
ただし、スマホに対応しているのは月額プランのPROとEXのみ。
買い切り版はパソコン+液晶タブレット・板タブレットでしか使えないので注意してください。
まとめ:大事なのは「納得して買う」こと!自分に合った商品を選ぼう
最後に、大事なのは「納得して買う」ことです。
自分の目的や予算に合ったプランを選びましょう。
納得のいく購入がクリスタを楽しく使うことにも繋がります。
クリスタの料金プランは、
- PRO(買い切り / 月額利用)
- EX(買い切り / 月額利用)
- DEBUT(通常販売されていない)
の5種類がメインです。さらに、ver1をすでに持っている方向けのアップデートプランや、12カ月限定で使えるライセンス版が存在します。
自分に合ったプランを選んで、楽しくお絵描きしていきましょう!
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