【図解充実】NFTの買い方＆注意点！安心して購入するために必要なことは？

「NFTってどうやって買うの？」
「買うのが不安…」

NFTに初めてお金を使うときは不安ですし、自分の操作が合っているか不安になりますよね。

今回は、そんな疑問を解決します！

この記事でわかること

• NFTの買い方
• NFT購入の注意点
• NFTのメリット＆デメリット

記事に沿って手順を踏めばNFTの購入が完了するようになっています。
ぜひ一つずつクリアして、NFTをゲットしてください！

NFTとは？

そもそも、NFT（エヌ・エフ・ティー）とは、「非代替性トークン」の略称です。

非代替とは代用できないもののこと。
免許証やサイン色紙、イラスト原画などをイメージすると分かりやすいです。

たとえば、ピカソやゴッホなどの有名絵画は、本物だからこそ価値がありますよね。
本物はコピーで代用できません。

それと同じように、ネット上のアートにも「これが本物だよ」という証明データを付けられるようになりました。

これがNFTの技術です。

NFT購入にかかる費用

購入するNFTにもよりますが、おおよそ5,000円〜1万円ほどを想定しておけばOK。

安いNFTであれば1枚3,000円前後から購入できますが、手数料も考えて多少多めに用意しておくのがおすすめです。

NFTの買い方

では、実際の購入手順を見てみましょう！

初めての購入はどうしても手順が多いですが、一度に全部やらなくても大丈夫です。

NFT購入の6ステップ

1. 仮想通貨取引所の口座を開設
2. 仮想通貨の口座へ入金
3. イーサリアムを買う
4. ウォレットを開設
5. マーケットプレイス（OpenSea）に登録
6. NFTアートを購入する

それぞれ詳しい手順を紹介します。

1.　仮想通貨取引所の口座を開設（所要時間10分程度）

まずは仮想通貨取引所の口座を開設します。

仮想通貨はゲーム内コインを、仮想通貨取引所はネットバンキングをイメージするとわかりやすいです。

NFTは日本円では買えません。
イーサリアムという仮想通貨で買います。

イーサリアムを準備するために、イーサリアムが買える仮想通貨取引所（販売所ともいう）に口座を作りましょう。

こちらの記事では、初心者の方におすすめの仮想通貨取引所を厳選してお伝えしています。いくつか比較して口座を開設したい方は参考にしてみてください。

2.　仮想通貨の口座へ入金

口座を開設できたら、開設した口座に入金してみましょう。

bitFlyerを例に解説していきます！

手順

アプリをインストール
→ログイン
→銀行口座情報の登録
→登録した銀行口座から仮想通貨口座へ送金
（コンビニ入金でもOK）

このタイミングでアプリのインストールをしておくといいです。

（bitFlyerアプリ：iOS/Android）

アプリをダウンロードしたら、ログインしましょう。
メニュー→マイアカウント→銀行口座情報の登録の順に進んで口座を登録します。

※コンビニ入金の場合は銀行口座の登録は不要です。

銀行口座の登録は、口座番号や支店番号などを入力すればOK。
銀行登録が完了したら、登録した銀行口座からbitFlyer指定の口座に送金します。

ネットバンキングを利用していると便利です。

3.　イーサリアムを買う

仮想通貨口座に入金できたら、アプリ内からイーサリアムを購入します。

ホーム画面のイーサをタップして購入画面へ進みます。

金額を入力して、手順に従って購入すればOKです。

購入が完了したら、マイページの金額欄に反映されているかチェックしましょう。

4.　ウォレットを開設

続いて、Web上のお財布（ウォレット）を開設していきましょう。

ウォレットの定番は「METAMASK（メタマスク）」です。
NFTを買うためのイーサリアムや、NFTそのものを保管・管理する役割があります。

今回はスマホからアプリを使った方法を解説していきます。

手順

アプリをインストール
→ウォレットの作成
→パスワードの設定
→リカバリーフレーズの設定

まず、iPhoneなら「APP Store」、Androidなら「Google Play」でMETAMASKのアプリを検索しインストールします。

アプリを開き、「新しいウォレットの作成」を選択します。

同意事項を確認、問題なければ次へ進みます。

パスワードを作成します。

忘れないようにメモを取っておきましょう。メモはスマホではなく、誰にも見つからないような場所に複数とっておくと安心です。

続いて、「リカバリーフレーズ」を設定します。

とても大事な、12個の単語がリカバリーフレーズです。
スマホの故障など、万が一のときアカウントを復元するために必要になります。

また、この単語がわかればだれでもあなたのNFTを盗めてしまいます。

スマホ内にメモするのはやめておきましょう！

リカバリーフレーズについての説明動画をしっかりと見ます。

表示された12個の単語を手書きで書き写すか、スクリーンショットを撮って印刷します。
※スクリーンショット画像は必ず削除

次の画面で、書き写した通りに単語を並べ替えます。
終わったら、「バックアップの完了」をタップします。

これでMETAMASKのウォレット作成は完了です。

5.　マーケットプレイス（OpenSea）に登録

マーケットプレイスとは、NFTを販売しているマーケットのこと。

手順

METAMASKアプリを開く
→アプリ内ブラウザからOpenSeaにアクセス
→OpenSeaのアカウントを作成
→OpenSeaとMETAMASKを接続
→ユーザー名とメールアドレスを登録

まずはOpenSeaの公式ホームページにアクセス。

このとき、METAMASK内のブラウザからアクセスするようにしてください。

METAMASKのアプリを開き、画面左上の3本線をタップ、「ブラウザ」をタップします。
検索窓が表示されたら、こちらのURLをコピペして貼り付けてください。

https://opensea.io/ja

OpenSeaのトップページを開いたら、

画面右上の三本線
→METAMASK
→接続
→署名
でOK。アカウント登録が完了しました。

6.　NFTアートを購入する

いよいよNFTを購入していきます！

手順

仮想通貨口座からMETAMASKへ送金
→OpenSeaでNFTをカートに入れて購入

まず、仮想通貨の口座からメタマスクへイーサを送金しましょう。

bitFlyerのアプリを開いて、「入出金」→「イーサ」→「出金」を選択します。

さらに「外部イーサアドレス登録」を選択。

メールが届くので、メール内のURLをタップして「ラベル（メタマスクと入力）」と「アドレス」を入力しましょう。

「アドレス」はメタマスクアプリ内のウォレットアドレスのことです。

お客様情報に自分の情報を入力して、送金先設定は完了。

再度bitFlyerアプリのホーム画面からイーサを選択し、送金してみましょう。

送金手続きをして、メタマスクに金額が反映されていれば、送金は成功です。

続いて、OpenSeaを開きます。

お目当てのNFTをみつけて、カートに追加して購入しましょう。

（今回、「はらぺこTMA」を購入しました！）

購入には手数料がかかり、NFT本体の価格+ αのイーサを消費するので注意！

気になっているシリーズやコレクションがすでにある場合には、Twitterなどの公式ページからOpenSeaのURLに飛ぶのがおすすめです。

好きなNFTを新しく探す場合には、ランキングをチェックしたり、OpenSeaのトップページから検索してみましょう。
絞り込みを使えば、予算やカテゴリーから自分に合ったNFTを探しやすくなります。

これで初めてNFTを購入できました！

メタマスクに入っているのを確認できればOKです。

NFTを買う時の注意点

NFTを購入する前後には、次のことに注意しておくとよいです。

・手数料（ガス代）
・シードフレーズの管理
・著作権

一つずつ解説しますね。

手数料（ガス代）

NFTを購入する際、いくつかのタイミングで手数料がかかってきます。

・仮想通貨口座への入金時（基本的に無料）
・METAMASKへの送金時（基本的に無料）
・NFT購入時　数千円（時間帯などによって異なる）
・NFTミント時　無料～数千円（時間帯などによって異なる）

シードフレーズの管理

META MASUKのアカウントを作る際、シードフレーズと呼ばれる12個の単語が設定されます。

このシードフレーズがとても重要で、絶対に他人に知られてはいけません。

シードフレーズを知られてしまうと、持っているNFTを盗まれる危険があるからです。

まずは紙に書いて他人に見つからない場所へ保存しつつ、今後技術の進歩とともに最適な保管方法を探っていってください。


NOWAさんの動画もチェック！↓

Ninja DAOの公式YouTubeで詐欺対策アニメの投稿がスタートしています！どうか拡散協力をよろしくお願いします✨
【セキュリティ対策⑤】シードフレーズの管理には気を付けよう✨#CryptoNinja #CNP #ninjart pic.twitter.com/gxFT7OWJeS

— NOWA （Live2Dアニメーター） (@nowa_channel) November 27, 2022

著作権

NFTを購入しても、その画像の著作権を譲り受けたことにはなりません。

つまり、購入したNFTの画像を勝手に使用してグッズを作成・販売したり、自分が描いたものとして扱ったりすると著作権違反になります。

SNSアイコンに設定する、個人利用の範囲で印刷して部屋に貼るなどはOK。

NFTのデメリット

少しでも安心してNFTを始めるために、デメリットも押さえておきましょう！
次の3つは初心者のうちから知っておくことが大切です。

・詐欺やハッキングがある
・法律の設定が追い付いていない
・投資要素がある

それぞれ説明します！

詐欺やハッキングがある

ブックチェーンという技術によってハッキングされにくいとは言われるものの、NFTの詐欺やハッキングは後を絶ちません。

誰でも狙われる対象となります。

そのため、個人でも、

・見知らぬURLは踏まない
・知らない人からのメールやDMを開封しない
・パスワードは厳重に管理する

などの対策が必要になります。

また、NFTを外付けウォレット（ハードウォレットという）に移動しておくのもおすすめです！

法律の設定が追い付いていない

仮想通貨を始め、NFTは新しい技術なので法律の設定や整備が追いついていません。

万が一のときに法律が守ってくれない可能性があるということです。

・NFTは所有権が認められない
・ブロックチェーン上で発行されるトークンは法律で明確に定義されていない

（参考：完全版NFTガイドブック（著）高野鉄二）

投資要素がある

仮想通貨・NFTには投資要素があります。

つまり、稼げる可能性もあれば損をする可能性もあるということです。

たとえば、ある日、1ETH（イーサ）＝10万円で買ったとします。
しかし翌月1ETH＝20万円になっていました。

手持ちの1ETHを売ってしまえば、10万円の利益が出ますよね。

もちろん逆のパターンもあります。

同じ1ETHのNFTでも、1ETH（イーサ）＝10万円のときに買うのと1ETH＝20万円のときに買うのでは必要な日本円が異なります。

また、投資において、生活費を切り崩すのは絶対にやめましょう！

自分が損をしても問題ない範囲のお金を使って、ムリなく仮想通貨やNFTを楽しんでください。

NFTのメリット

続いて、NFTのメリットを紹介します！

主なメリットは次の3つ。

・唯一無二のデジタルアートが買える
・コミュニティやイベントへの参加
・楽しみながら稼げる

では、詳しくお伝えしていきます。

唯一無二のデジタルアートが買える

一点もののデジタルアートをいつでもどこでも買えるのが、NFTのひとつのメリットです。

コレクションや、ジェネラティブアート（自動生成でどんなNFTが手元に来るか分からない）を楽しめるのもポイント。

コミュニティやイベントへの参加

NFTは特性上、コミュニティやイベントへの参加チケットになることも。

同じ趣味を持つ人同士の集まりなので楽しめる方も多いでしょう。

ファンアートやオフ会といったイベントも行われています。

楽しみながら稼げる

NFTには2つの稼ぎ方があります。

・転売（二次流通と呼ぶ）で稼ぐ
・NFTを作って出品する

まず、NFTには出品後に高値が付くものもあります。

そして転売（二次流通と呼ぶ）が可能なので、利益を出せる仕組みができています。

中にはオークションで億を超える値が付いたパターンも…。

また、自分でNFTを作って売ることもできます。

どんな作品でも売れるというわけではありませんが、世界中から注目されるNFTマーケットに出品したらファンになってくれる方がいる可能性はあります。

今回紹介した手順を一通り済ませておけば、NFTの出品は簡単です！

ぜひまずは口座開設～NFT購入までを経験してみてください！

仮想通貨取引所の口座なら国内シェアナンバーワンのコインチェックがおすすめです。

まとめ

今回は、NFTの買い方・手順をお伝えしました！

NFT購入6つのステップは、次の通りです。

①仮想通貨取引所の口座を開設
②仮想通貨の口座へ入金
③イーサリアムを買う
④ウォレットを開設＆送金
⑤マーケットプレイス（OpenSea）に登録
⑥NFTアートを購入する

また、NFTを買う時には

・手数料（ガス代）
・シードフレーズの管理
・著作権

の3つに注意してくださいね。

初回は手順が多く大変かもしれませんが、一通りアカウントの開設や登録を済ませてしまえば、次回からは入金・送金・購入するだけでOK。