「最近、子どもにイライラしてばかりで疲れちゃった」
「子育てをしてて、イライラしない人なんているの!?」
子どもを育てていると、誰でも一度はそんな風に思ったことがあるのではないでしょうか。
個人的な意見としては、子育ては誰でもイライラするものだと思います。
イライラしない人がいたら、それはもう聖人なのでは……。
ただ、今よりイライラしない方法はあると思います!
今回はイライラする原因&コントロールするためのノウハウを徹底的にリサーチしました!
できそうなことから、ぜひ試してみてください。
今回の内容
- 子育てでイライラする原因を再確認
- イライラをコントロールする方法
- 実際に試してみた体験談
子育てでイライラするのはどんなとき?
原因を確認してみた
細かいシーンを挙げるとキリがないのですが、私の場合、だいたい次の5つに当てはまるときはイライラします。
- 自分自身に余裕がないとき
- タイムスケジュールが押しているとき
- 子どもと気分が合わないとき
- タスクが多くてこなせないとき
- 疲れている・体調がすぐれないとき
2つ3つ重なってくると最悪です……。
子育て中は心身ともに余裕を持つのが難しくなりませんか?
いつも何かに追われている感覚があったり、寝て起きても疲れが取れなかったり。
(そもそも寝る時間なかったり)
もっと余裕をもって子育てしたいと何度思ったことか。
つまり、時間的にも精神的にも、そしてスケジュール的にも余白がないんですよね。
イライラをコントロールする方法
つまり、時間・心・スケジュールに余白ができるだけで、イライラすることは少なくなるのではないでしょうか。
具体的にはどうすればよいか、リサーチした結果と私自身の体験も含め、試してみて欲しい方法を10個並べてみます。
- 自分が癒される方法を再確認する
- 子育てのマイルールを見直す
- スマホを見る時間を減らす
- 睡眠と運動を気に掛ける
- お金をかけるところを見極める
- タスク管理に挑戦する
- スケジュール管理を見直す
- アロマやハーブを試してみる
- 本を読む
- 誰かに気持ちを聞いてもらう
ちょっと多いですが、1つずつメリットや科学的な効果を紹介していきます。
自分が癒される方法を再確認する
まず、ダントツでおすすめなのが「自分が癒される方法を再確認する」です。
妊娠や出産を経て、自分自身のことが分からなくなっていませんか?
「自分の好きなことってなんだっけ」
「どんなときにリラックスできるんだっけ」
そこをハッキリさせておかないと、時間やスケジュールに余白を作れたとしても、その余白で自分を癒せません。
「本当は一人になった方がリフレッシュできるのに、なんとなく休日も家族で過ごしちゃう」とか、「インドア派だけど自然を見るのは好きなんだよな」とか、子どもや家族に合わせて生活してるとつい忘れがちな自分のことをもう一度ふりかえってみてください。
時間の過ごし方が変わるかもしれません。
実際、私もこれに気づいていなかったので時間の使い方が下手だったなあと思っています。
子育てのマイルールを見直す
こちらも私が試して良かった方法です。
現代は子育てに関する情報があふれかえっていて、どれを信頼すればいいかわからなくなりますよね。
その結果、今まで見てきた情報から「よさそうだな」と思うものを取り入れて、子育てのマイルールを作っていると思うんです。
SNSで見たママたちがとても楽しそうに子育てしていて、私もあんな母親になれたらなと理想ばかり詰まったマイルールになっていませんか?(自戒)
SNSで見るママたちは、環境も違えば親子の性格も違うので、理想として追いかけるとしんどくなりがち。
理想を描くのは素敵なことですが、自分たち親子が一番よい形で日々を過ごせるマイルールに書き換えてみるのもいいかもしれません。
「これはダメ!」と信じてたことを少し手放すだけでも心がラクになりました。
スマホを見る時間を減らす
毎日あたりまえに使っているスマホですが、いつの間にか画面を見ている時間が長くなっているかもしれません。
今やスケージュール管理も、病院の予約も、生協やコープさんの予約も、なんでもスマホで済むようになりました。
しかし便利になる一方でスマホ画面の見すぎによる悪影響が起こっているかもしれません。
スマホの見すぎによる悪影響の一例
- 肩こり
- 頭痛
- 寝不足
- 意欲の低下
- イライラ感
- 睡眠不足
- ストレートネック
- 眼精疲労
少し挙げただけでもたくさんありますね……。
東洋大学のコラムで、こんなことが記載されていました。
睡眠が不足するとレム睡眠も短縮されます。その結果、本来なされるはずの記憶や感情の調整がしきれず、認知力や判断力などの認知機能の低下やネガティブな情動が残るというわけです
放っておくと怖い「睡眠負債」。 / 東洋大学
とくに睡眠とスマホの関係は日常生活でのイライラ感に大きな関りがありそうです。
生活に必要な場面ではスマホを見なければいけませんが、SNSや動画を見る時間があるのであれば、意識して減らしてみるといいかも。
SNS見るくらいしかスキマ時間でできる楽しみがないよ!という場合は(めっちゃある)、Amazonオーディブルなど耳を使うエンタメもおすすめです
睡眠と運動を気に掛ける
子育て中はぐっすり眠る機会も、しっかりスポーツをする機会も不足しがちですよね。
イライラ感と睡眠・運動の関係はいろいろなところで証明されています。
たとえば、適度な運動をすると、脳内でエンドルフィン(幸せホルモンと呼ばれる)など、さまざまなホルモンが分泌されます。
また、睡眠不足によって体のリズムが崩れると自律神経がダメージを受けてしまいます。
自律神経が乱れるとイライラしたり汗をかきやすくなったり……。
心にも体にも影響が出てしまうそう。
心当たりがあるときは、ちょっとした習慣を変えることからやってみるといいかも!
私は最近スマートウォッチで睡眠と運動をチェックするようになりました。
よく眠れた・運動できたを見えるかすると達成感があるね!
参考「イライラしたら動け!? 体のためだけじゃない! メンタルにもたらす「体を動かすこと」の5つの効用」日本財団
参考「自律神経を整えるには」大正製薬
参考「自律神経の乱れ」アリナミン製薬
お金をかけるところを見極める
実は大事な、お金の余裕。
イライラしないために必要な余白は、お金にも当てはまります。
子育て中、お金を使って解決したいと思った悩みはありませんか?
「気軽にお弁当買いたいな」とか「有料でも子どもを預けて好きなときに息抜きできたらな」と思うことってありますよね。(私だけ?)
でも現実問題、際限なくお金を使うことはできません。
そこで大事なのがお金をかけるところを見極めることではないでしょうか。
使うところと節約するところをハッキリさせて、メリハリをつけてあげれば、何でもかんでも我慢したり使いすぎたりすることも防げます。
子育てとお金のイライラについては、こちらの記事でも考察しているので読んでみてください。
タスク管理に挑戦する
「イライラしちゃうのは私の手際が悪いのかな」と思うことがあるなら、タスク(=To-Doリスト)管理に挑戦するのもいいかもしれません。
子育てしてると何するにも時間がかかる・タイムスケジュール通りに進まないことってめちゃくちゃ起きますよね。
そんなときタスク管理をすると、頭の中が整理されて、気持ちの面で負担が減ります。
タスクの優先順位がハッキリすれば、大事なことに集中できるイメージが付くと思います。
ただし細かく管理しすぎると、タスク管理自体が負担になることも。
タスクが予定通り終わらないと余計にイライラしてしまうタイプ(私です)にはあまりおすすめできません……。
簡単にタスク管理を始めるなら、まずやるべきことをリストアップするTo-Doリストを作ってみてください。
100均や無印良品にもTo-Doリストを記録するためのメモ帳やノートが売ってるので活用するのもいいですね。
もちろんTo-Doリストを管理するアプリもあります!
iPhoneなら標準アプリの「リマインダー」を使うのもおすすめ
スケジュール管理を見直す
タスクと合わせて、スケジュール管理を見直すことで時間や心に余裕ができる場合もあります。
親子の1日のスケジュールっていろいろなので、自分たちのタイムスケジュールがもっとラクなものにならないか考えてみてください。
たとえば、私の場合だと
- お風呂はご飯の前?後?
- 午後のお昼寝はさせる?させない?
- 毎週〇曜日は△△に行く?何時から何時まで?
- 明日の準備は前日のうち?当日の朝?
など、何度も調整してきました。
みなさんも同じように悩んだり、調整したりしていると思います。
子どもって成長すると同時に生活リズムや生活習慣が変化していって、親が対応するのも大変ですよね。
スケジュール管理が板についてくれば、子どもの生活に対応しやすくなって、結果的に時間や心の余裕に繋がるかもしれません。
あらかじめ自分の休息時間を予定に入れておくことで、意識して休む時間が取れるメリットも。
アロマやハーブを試してみる
定期的にイライラしたり、生理前にイライラしたりする場合は、アロマやハーブを活用するのもおすすめです!
アロマに助けられて、先日アロマテラピー検定一級を取得したすずめです笑
オンラインならAmazonや楽天、店舗なら生活の木や無印良品で気軽に購入できます。
初めてラベンダーを買うなら生活の木のアロマオイル(精油)がおすすめ!
内閣府に公益認定された、アロマテラピー関連で唯一の公益法人「日本アロマ環境協会(AEAJ)」の定める基準に合格した精油を販売しているからです。
10mlって少ないように思えますが、毎日使っても半年くらい持ちます。
もっとカジュアルに使いたい方はこちらもおすすめ!
寝ても疲れが取れないなどのお悩みを持っている方に。
本を読む
本を読むことは、ストレス解消に役立つとさまざまな研究からもわかっています。
静かなところで読書を行えば、わずか6分間でストレス解消効果が得られ、即効性があることもわかったのです。つまり、静かな場所で 6分間読書をすれば、ストレスを3分の2以上軽減できるということになります。
「悩み事でクヨクヨしない人が読書を欠かさない訳」東洋経済オンライン
脳に情報が入ることで、実際に悩みが解決しなくてもストレスの軽減に繋がるそう。
しかし、子育て中は本を読む時間ってなかなか取れないですよね。
「毎日1ページだけ…」と思っても、その1ページを読む時間や気力が絞り出せなかったり。
そんなときは、先ほどもお伝えした「Amazonオーディブル」で “ながら聞き読書” をしてもいいですし、週に1ページといったように思い切ってハードルを下げてから読書をするのもいいと思います。
誰かに気持ちを聞いてもらう
イライラだけに関わらず、どんなストレスも誰かに聞いてもらうとラクになるものですよね。
ただ、聞いてもらってもイライラがストレスが増すだけの相手がいるのも事実。
大切なのは「誰に聞いてもらうか」だったりします。
必ずしもパートナーに聞いてもらうのが一番いいとも言えないのが厄介ですよね。
意外とおすすめなのは自分たちのことを全く知らない第三者に聞いてもらうことです。
「これは話してもいいかな」「こんなこと言ったら関係にヒビが入るかも」といった気遣いをせずに話せるからです。
それこそカウンセリングを受けてもいいと思いますが、心療内科などでのカウンセリングは保険がきかない場合も多く、金銭的な理由で通えなくなってしまうリスクもあります。
ちょうど先日、知人に無料カウンセリングのサービスを教えてもらいました。
臨床心理士や公認心理師、メンタルコーチなど、専門の資格を持った方が二人三脚でオンリーワンのストレス対策プランを提案してくれるサービスです。
初回無料でカウンセリングを受けられ、オンラインで話を聞いてもらえるので忙しい子育ての間に通院する必要もありません。
「精神的に参ってるけど病院に行くほどじゃない」と思っても気持ちの振れ幅が大きくてつらい…
そんなときに頼れるサービスがあるのはいいなと思いました!
子育てのイライラ体験談
最後に、私が実際にイライラを感じたシーンを共有して終わろうと思います。
うちの子どもはもうすぐ5歳になりますが、年齢ごとに違ったタイプのイライラを感じてきたなぁと、今振り返ると思います。
まず産後から1歳ごろでは睡眠不足によるイライラ(というか情緒不安定?)。
主人の帰りは基本的に遅かったので一日中大人と話せないストレスも……。
離乳食が始まってからは作ったご飯をまき散らされてイライラ。
食べないのに作らなきゃいけないのもしんどいし、かといって「ベビーフードでいっか」と気軽に切り替えられない自分も苦しかったです。
(ベビーフードも手作りも、ご飯あげて子の命を守ってるだけで十分なんだって終わって初めて思える)
2歳も過ぎればイヤイヤ期でイライラ。
散歩に行くたびに毎回「帰らない!」と泣く我が子……玄関先で1時間以上戦ったこともありました。
3歳・4歳になるとイヤイヤ期+おしゃべり+遊んで遊んででイライラ。
舌ったらずなおしゃべりは可愛いんです。すごく。
でも疲れていたりして私自身に余裕がないと、じっくり聞いてあげられないし、向き合ってあげられませんでした。
そして5歳になる今年、さらに口が達者になって、すぐ言い返してきたり拗ねてしまったりしてイライラ。
自分の意思表示と大人の理解が食い違っているのが本人も分かるようになったんだと思います。
今後も子どもの成長に合わせて親も葛藤し、イライラし、ときに泣いたりしながら共に過ごしていくんだろうな~なんて思います。
とはいえ、できることならニコニコ穏やかな母でありたい……。
私も自分に合う対処法を引き続き探っていこうと思います!
まとめ:子育てでイライラしない人なんていない!大切なのはイライラの対処法を探ること
今回は、「子育てでイライラしない人ているの?イライラしたらどうすればいいの?」というテーマでお伝えしました!
結局、完璧な親はいません。
つまりイライラしない人なんていないんですよね。
イライラは自然な感情なので、それにどう対処するかが大切なのではないでしょうか。
環境や性格なども含め、人それぞれの「子育て」がある中で、自分に合ったイライラへの対処法を集めていけるといいですね……!
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