「最近食欲が強くて食べてばかり」
「自分の欲に負けちゃう…ダメな母親だよね」
これは私が妊娠中、実際に思っていたことです。
この記事でわかること
- 妊娠中の食べ過ぎはダメな母親ではない
- 妊娠中食べすぎたときの対策
- 妊娠中の食べすぎを防ぐ方法
妊婦さんの、食べることに対する気持ちが少しでもラクになるように情報と経験談をまとめました。
妊娠中の食べすぎはダメな母親?
妊娠中「食べすぎちゃった…」ということは誰でも起こり得ます。
決してダメな母親ではありません。
私もよく自分を責めていましたが、今思えば、自分を責めても何もいいことはありませんでした。
ポイント
- 妊娠中の食欲はコントロールが難しい
- 食べすぎが赤ちゃんに与える影響
それぞれ説明します。
過去の自分に伝えたいです。
妊娠中の食欲はコントロールが難しい
妊娠中は食欲のコントロールが難しくなります。
それはホルモンバランスが変化しているから。
他にも、ストレスによる自律神経の乱れや赤ちゃんに優先して栄養を送っているからなどの理由があります。
つまり体が栄養を欲し続けている状態なのです。
また、ストレスからたくさん食べてしまうこともあるでしょう。
参考:「食欲が止まらないときの上手な対処法をご紹介します」なかがわレディースクリニック
参考:「妊娠中の体重管理と食欲について」東京かつしか赤十字母子医療センター
食べすぎが赤ちゃんに与える影響
食べすぎが赤ちゃんに与える影響として、次のようなリスクが増えてしまいます。
- 妊娠糖尿病
- 妊娠高血圧
- 流産や早産
- 微弱神通
- 巨大児(出生時体重4,000g以上)
摂取カロリーの目安は、妊娠初期で妊娠前+50kcal、中期で+250kcal、後期で+500kcalです。
栄養は必要だけど食べすぎはダメって難しい…
そんなときは、バランス冷凍食やサプリメントに頼るのもおすすめです!
参考「主食を中心に、エネルギーをしっかりと」
厚生労働省
参考「妊婦の食生活が胎児に与える影響は?」
エレビット
参考「妊婦が“食べ過ぎ注意”な高カロリーメニュー」
たまひよ
妊娠中に食べすぎたときの対策
実際に食べすぎてしまった場合の対策を紹介します。
どれも実践していました。
対策
- 野菜を食べる
- 5分だけ運動する
- その後の食事で調整する
どれも今日からできます!
1. 野菜を食べる
食べすぎたあとの食事はとにかく野菜を食べていました。
野菜には、塩分を排出しやすくするカリウムが含まれていたり、胃の調子を整えてくれたりします。
食べすぎ後の不調をできるだけ抑えるために、いつもより野菜を意識して食べるのがおすすめです。
また、妊娠糖尿病になっていた私にとって野菜は、血糖値上昇を抑えるお守りのような存在でした。
参考:「妊娠中のむくみや貧血、便秘を食べ物で改善しよう」ライオン歯科研究所
参考:「胃や腸に優しい食べ物とは?」
5分だけ運動する
食べすぎたかも…と思ったときは「5分だけ運動しよう」と決めていました。
「30分歩く!」などと意気込んでも腰が重かったので、食後5分だけストレッチをしていましたよ。
軽い前屈や肩・首などをゆっくり息を吐きながら伸ばしていました。
ハードルを低くしていたことが続けるコツかもしれません!
その後の食事で調整する
これが一番おすすめです。
というのも、食べすぎによる自己嫌悪がストレスになってもいいことがなかったからです。
妊娠中の食事は赤ちゃんに栄養を送ること。
「美味しいね」「楽しいね」と思いながら食べればよかったと後悔しています……。
食べてしまったものは戻せないのだから、その後の食事で調整すればいいんです!
たとえば「green spoon(グリーンスプーン)」の野菜たっぷりスープ。
こんなアイテムを知っていれば、食べすぎても前向きでいられたのかなと思います。
実際に試した、妊娠中の食べすぎを防止する方法
私は妊娠糖尿病になったこともあって食事コントロールをしていました。
実践した対策を4つ紹介します。
食べすぎ対策
- 野菜から食べる
- 汁物を用意する
- 低糖質・低脂質の食品をストックしておく
- ストックしすぎない
それぞれ見てみましょう。
野菜から食べる
まず、野菜から食べるようにしました。
野菜はカロリーも糖質、脂質も低い食べ物です。
お腹がすいてるときご飯やおかずから食べると、食欲のままに食べてしまい食べすぎになりがち。
野菜である程度お腹が膨れてくれればご飯やおかずを食べすぎずに済みました。
妊娠後期はスーパーの千切りキャベツや冷凍ブロッコリーをよく食べてました!
簡単なのが一番だったので……。
外食のときも野菜を頼んで先に食べるだけで違います!
汁物を用意する
次に、食事のときはできるだけ汁物を用意しました。
具だくさんのスープはお腹に溜まりやすく、野菜もカサが減るのでたくさん食べられます。
野菜やスープでなるべくお腹を膨らませてからご飯を食べると、いつもより少ない量でお腹いっぱいになります。
病院で注意されていることがなければ、毎食制限する必要はありません!
食べすぎた次の食事や、夕飯だけ気を付けるなどでも良いと思います。
低糖質・低脂質の食品をストックしておく
家でお腹がすいたり口さみしくなったときに、お菓子があるとつい食べてしまいます。
でも我慢するとストレスになりますよね。
そこでストックするのは低糖質や低脂質の食品にしぼりました。
- サラダチキン
- プレーンヨーグルト
- グラノーラ
- ナッツ
- ガム
など。
食べすぎには気をつけましたが、食べたいときに食べていいものがあるだけで気持ちがラクになります。
ストックしすぎない
お菓子がわりの食品をストックするのはいいのですが、あればあるだけ食べたくなることも。
ストックし過ぎないのもポイントでした。
すぐ手に取れるところよりは目につかないところにしまっておくのも効果的です。
まとめ:妊娠中の食べすぎは防げる!
自分なりに対処しよう
妊娠中の食べすぎで自己嫌悪になることもありますよね。
ただでさえ制限の多い妊娠生活、弱音を吐きたくなるのも当たり前です。
でも、何か一つでも対策してみるだけでも心持ちが変わります。
自分なりの対処で妊娠中の食事が少しでもラクになるといいですね!
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