「なんで私ばっかり調べなきゃいけないの?」
「夫にも子育てに関心持って欲しいのに…」
こんな思いを抱えているママさん、けっこう多いんじゃないでしょうか。
私自身、子育て中にモヤモヤしたことが何度もあります。
でも、ただ我慢しているだけじゃ何も変わらないと気づき、自分なりに旦那とコミュニケーションを取ってきました。
今回は、「夫が育児のことを調べてくれない問題」について、その理由や対処法を考えていきます!
この記事で分かること
- 男性の育児参加率
- イライラしやすいシーンとその理由
- 効果的にストレスを抑える方法
あなたの家庭にぴったりの解決策が見つかれば幸いです!
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夫が育児に参加しないのって普通?
男性の育児参加率は?
育児について調べてくれない夫を目の当たりにしていると「うちの夫だけなの?」と感じてしまいますよね。
私が悩んでるのに夫がスマホばっかり触ってるのってうちだけ?
どうやら、どこのご家庭もだいたい同じみたいです…。
実は、多くの男性が育児にあまり参加していないのが現状なんです。
大半の男性は育児に参加していない
2021年に総務省が実施した調査によると、6歳未満の子どもがいる夫の育児・家事関連時間は1日あたり平均1時間54分。
一方で妻は7時間28分。
夫と妻で約6時間半も育児・家事に充てる時間が違うんですね。
つまり、多くのママさんたちが「夫が育児に協力的でない」という悩みを抱えているということです。
参照「我が国における家事関連時間の男女の差」総務省統計局
夫が育児に参加しない理由
なんで、そんなに育児に参加しない男性が多いの?
男性が育児に参加しない理由をリサーチしてみました。
夫が育児に参加しない理由
- 仕事が忙しい
- 育児の知識やスキルに自信がない
- 「育児は女性の仕事」という固定観念
- コミュニケーション不足
特に、育児の知識やスキルに自信がないという点は、「調べない」という行動に直結しやそうです。
「分からないから」「どうせ妻の方が詳しいから」と、最初から諦めてしまっている可能性もあります。
夫の行動を変える言葉がけはある?
私も何度も感じてきましたが、自分以外の人の行動を変えるのはすごく難しいですよね。
でも、諦めてしまうのは悲しいし、「可能性があるのなら少しずつでも変わってほしい!」と思いますよね。
心理学では「フットインザドア」というテクニックがあるようです。
これは、小さな要求から始めて、徐々に大きな要求にしていくと聞いてもらいやすいという方法です。
1966年のスタンフォード大学の実験では、小さな要求から始めた場合、大きな要求の承諾率が76%にも上がったそうです。
「フットインザドア」の考えをもとに、言葉がけを考えてみました。
- まずは小さな要求から
「今日こんな育児の本買ったんだ(タイトルだけ見せる)」 - 少し大きな要求へ
「この前の本、このページだけ読んでみて?」 - さらに一歩進んで
「パパの意見も聞きたいな。一緒に読んでみない?」 - 協力の重要性を伝える
「パパの協力があると、子どもにとってもいいみたいだよ」
ポイントは、強くお願いはせず、一緒に取り組む姿勢を示すことだそう。
きっかけを作りながら「あなたの協力が必要です」というメッセージを根気強く伝えるのが大切なんですね。
ただし、相手を操作しようとするのではなく、あくまで夫婦で協力して育児に取り組むためのコミュニケーション方法として活用してくださいね。
参考「フットインザドアとは」マイナビエージェント
育児中夫が育児のことを調べてくれずイライラするシーン
特にイライラしやすいのは次の3つのシーンではないでしょうか?
- 子ども関連の悩み事があるとき
- 子供の体調が悪いとき
- 将来の不安があるとき
子ども関連の悩みごとがあるとき
たとえば、こんなときは検索魔になりがちですよね。
- 離乳食の進め方で悩んでいるとき
- 子どもの睡眠リズムが乱れているとき
- 言葉の発達が気になるとき
「どうしたらいいと思う?」と夫に相談しても、しっかり聞いてくれなかったり、「任せるよ」と丸投げされてしまったり……。
特に第一子の場合「私だって初めてなんだよ?一緒に考えてよ!」って思いませんか?
確かに、母親の方が子どものことをよく知っているかもしれません。
夫婦で悩みを共有し、一緒に解決策を探る。
そんな風に子育てをしていきたいのに……。そうすればもっと私もラクになれるのに。
と悲しくなりますよね。
子どもの体調が悪いとき
子育て中、避けられないのが子どもの体調不良。
- うわ熱が出た!
- 耳が痛いって言ってる…
- あれ、湿疹できてる
こんなときこそ夫婦で協力して対処したいもの。
それなのに「どうする?」と聞かれたら「自分でも調べてよ!」と言いなっちゃいますよね。
あそこの病院は何時からで…
かかりつけは休診だから…
そもそもこの症状って…
一気に考えることが押し寄せてきて、こんなときこそ一緒に調べて欲しいのにって思います。
将来の不安があるとき
子育ては日々のお世話だけではありません。
子どもの将来を考え、悩みことも日常茶飯事ですよね。
- 教育方針をどうするか
- 習い事はさせるべきか
- 将来の教育費はどうするか
「ママが決めていいよ」と言われても……。
大事な決断を一人で背負うのだって責任感じちゃう。
大きなお金が動くシーンでもストレスがかかりがちです。
将来のことだからこそ、夫婦で話し合い、一緒に調べ、決めていきたい。
しかし大切なのは、調べてくれない夫に対するイライラをどう解消し、より良い関係を築いていくかですよね。
夫へのイライラやストレスを抑える方法は?
ここでは、私が実践した方法も含め2つ紹介します。
- コミュニケーションを増やす
- 自分自身のケアを忘れない
1. コミュニケーションを増やす
育児で忙しい日々の中、夫婦の時間を取るのは難しいと思いますが、子どもが生まれる前より協力が必要なのに、話し合う時間って圧倒的に減っていると思いませんか?
私も以前本で読んで気づいたのですが、現代社会だと夫婦でコミュニケーションを取る時間がほぼないんです
すれ違ってしまうのも当たり前なのかもしれません。
たとえば、こんなコミュニケーションを取ってみてはいかがでしょうか?
定期的に育児について話し合う時間を設ける
「家族会議」ならぬ「育児会議」を取り入れているママさんの話を聞いたことがあります。
話を聞いてくれるタイプの旦那さんなら、こんな会議をしてみてもいいかも。
- 今週あった子どもの成長や変化
- 来週の予定(健診、予防接種など)
- 最近の悩みごとや気になること
- お互いへの要望や感謝の気持ち 定期的な話し合いは、夫婦で子育ての課題を共有し、解決策を一緒に考える良い機会になります。
夫の得意分野をきっかけにする
育児から距離を置きがちな男性でも、自信のある分野なら行動してくれるかもしれませんよね。
- 子どもと遊ぶのが得意なら
→ 「遊びの種類について調べてみて」 - 料理が好きなら
→ 「離乳食のレシピを探してみて」 - スポーツが得意なら
→ 「子どもの運動能力の発達について調べてみて」
など、夫の得意なことや興味のある分野を見つけ、そこから育児参加を促してみるのも一つの方法かもしれません。
「結局こちらから働きかけなきゃいけないのか…」とうんざりすることもありますよね。
でも、ずっと変わらない現状で子育てを続けるのも、苦しいまま。
それなら少しでも前向きな変化を願って声掛けしてみるのもいいのかなと思います…!
自分自身のケアを忘れない
育児中は本当に自分のことなんて後回しになりがちですよね。
「できるならケアしてるよ!」と思うかもしれませんが、忘れがちなのでもう一度確認してみてください。
セルフケアを忘れないための質問
- 最後に自分の時間を作ったのはいつ?
- 気軽に相談できる相手はいる?
- 夫婦以外の育児サポートは検討した?
- 自分の気持ちを整理できてる?
- ストレス解消法は持ってる?
なかなか時間も取れないと思うので、できることから少しずつ始めていきましょう。
まとめ:我慢は解決にならない!できることから始めよう
今回は、「夫が育児のことを調べてくれない」ことをテーマに、対処法を見てきました。
本記事のポイント
- あなたは一人じゃない
多くのママが同じ悩みを抱えています。
自分を責めすぎないで欲しいです。 - 我慢は解決にならない
我慢していてもつらいまま。
小さな一歩から始めてみませんか? - やっぱりコミュニケーションは大切
責めるのではなく、一緒に育児を楽しむ姿勢が取れたら嬉しいですよね。
完璧な夫婦関係なんて、どこにもありません。
でも、お互いを思いやり、協力し合える関係は、きっと作り上げていけるはず……!
一人一人のママさんが、自分らしい育児のカタチを見つけ、家族みんなで楽しい子育てができますように!
私もがんばります!
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